こんにちは。マンガたのし屋 運営者の「TANOSHIYA」です。
回帰したので推し大公と偽装婚約しますが気になって検索しているあなたは、作品のあらすじだけでなく、原作小説のネタバレや結末、最終回でエラとウェリントン大公がどうなるのかまで知りたいのではないでしょうか。
さらに、韓国原作は完結しているのか、偽装婚約は本当の恋に変わるのか、悪役たちの末路、結婚や子供の未来、漫画版の最新話以降の先読み、登場人物、ピッコマの無料話数や更新日なども気になるところですよね。
この記事では、回帰したので推し大公と偽装婚約しますの原作結末を軸に、エラとカレイルの恋の行方から、漫画版ではまだ描かれていない展開、作品の基本情報までまとめて整理します。かなり先のネタバレも含むので、自分で結末を確かめたい方は読む範囲に注意してくださいね。
- 原作小説の最終回と結末
- エラとカレイルの恋愛・結婚の行方
- 悪役の末路と最新話以降の先読み
- ピッコマの無料話数や更新情報
回帰したので推し大公と偽装婚約しますの原作ネタバレ

まずは一番気になる原作小説の結末から見ていきます。結論からいうと、エラの2度目の人生は、前世とはまったく違う未来へ進んでいきます。偽装婚約から始まったカレイルとの関係がどう変化するのか、悪役たちはどうなるのか、そして結婚後まで含めて順番に整理しますね。
ここから先は原作小説の最終回を含む重大なネタバレがあります。漫画版だけを追いながら展開を楽しみたい方はご注意ください。
原作小説の結末はハッピーエンド
最初に結論をお伝えすると、『回帰したので推し大公と偽装婚約します』の原作小説は、エラとウェリントン大公カレイルが結ばれるハッピーエンドです。
物語の始まりを考えると、かなり大きな逆転ですよね。
前世のエラは、母を亡くしたあと継母や義姉たちから虐げられ、成人すると自分の意思とは関係なく博打好きの貴族へ嫁がされます。結婚して実家を離れれば少しは自由になれるかと思いきや、夫との生活も決して幸せなものではありませんでした。
最後には借金のかたとして売り飛ばされるほど追い詰められ、人生そのものに絶望してしまいます。
しかし、そこでエラは18歳の過去へ回帰。
2度目の人生では、同じ未来を繰り返さないために自ら動き始めます。そのとき切り札となったのが、前世でずっと推していたウェリントン大公カレイルに関する知識と、未来で起きる出来事の記憶でした。
エラはただ「助けてほしい」とお願いするのではありません。
自分が持っている未来の情報には価値があると示したうえで、カレイルに偽装婚約という取引を持ちかけます。
そして、その偽りの婚約は物語が進むにつれて本物の関係へ変化していきます。
最終的には2人が正式な結婚式を挙げ、エラはカレイルの妻として大公妃になります。
私としては、この結末は単なるシンデレラストーリーというより、エラが自分で人生を選び直した結果として手に入れたハッピーエンドと見るのがしっくりきます。
エラとカレイルは最後に結婚する?
はい。エラとカレイルは最終的に正式な夫婦になります。
序盤の2人は、かなり特殊な関係からスタートします。
エラにとってカレイルは、前世からずっと憧れていた「推し」。一方、カレイルにとってエラは、本来知るはずのない未来の軍事情報を知っている謎の伯爵令嬢です。
つまり、最初から相思相愛だったわけではありません。
むしろカレイルは、エラが敵国のスパイではないかと疑うほど警戒しています。
それでもエラは、カレイルが置かれている政治的な状況まで理解したうえで、自分との婚約が彼にもメリットになることを説明します。
皇帝は強大なウェリントン大公家を警戒しているため、大公が有力貴族と結婚すれば、さらに勢力が拡大すると考える可能性があります。
そこでエラは、自分のような伯爵令嬢と婚約することで、カレイル側も皇帝からの結婚に関する圧力をかわしやすくなると提案するわけです。
この時点では完全に利害関係。
ですが、同じ目的のために行動し、相手の考え方や弱さを知るうちに、2人の間には取引だけでは説明できない感情が生まれていきます。
エラは「推しだから結婚してほしい」と迫るのではなく、自分がカレイルに提供できる価値を示して婚約を成立させます。この始まり方が、2人の恋愛を面白くしているポイントですよ。
最終的には偽装婚約ではなく本当の婚約となり、さらに正式な結婚式へ。
序盤から知っていると、「この2人、本当に恋愛になるの?」と思う距離感だからこそ、結末を知ったうえで漫画版を読み返すのも面白いかなと思います。
偽装婚約が本物の恋に変わるまで
本作の恋愛で大事なのは、偽装婚約がいきなり溺愛へ変わるわけではない点です。
エラは前世でカレイルについて徹底的に調べていたため、彼の戦歴や行動、未来に起こる出来事について詳しく知っています。
ですが、これはあくまで「推しとして知っているカレイル」です。
実際に目の前にいるカレイル本人と時間を過ごし、人柄や考え方を知っていくのは回帰後が初めてです。
逆にカレイルから見れば、エラはさらに謎だらけ。
普通の伯爵令嬢では知るはずのない情報を知り、自分に堂々と条件を提示し、さらには「私をさらってほしい」とまで提案してきます。
最初は信頼よりも疑いのほうが大きかったとしても不思議ではありません。
だからこそ、この作品では利害の一致→協力→信頼→恋愛という関係の変化が重要になってきます。
| 段階 | エラとカレイルの関係 |
|---|---|
| 序盤 | エラだけがカレイルを知っている推しとファンの関係 |
| 接触直後 | 未来を知る謎の令嬢と、それを警戒する大公 |
| 偽装婚約 | 互いの利益のために手を組む契約関係 |
| 物語中盤以降 | 一緒に問題を乗り越えながら信頼を深める |
| 結末 | 本当の婚約を経て正式な夫婦になる |
この流れを見ていると、タイトルにある「偽装婚約」は単なる恋愛漫画でよくある導入装置ではありません。
エラが自分の人生を取り戻すための第一歩であり、同時に2人が本当の意味で互いを知るための時間でもあります。
私はここが本作の恋愛面でかなり好きなところです。
前世からエラはカレイルを推していましたが、本当の恋愛は「推し」という一方向の感情から始まるのではなく、目の前にいる本人を知っていくところから始まるんですよね。
悪役たちの末路と復讐の行方
回帰ものを読んでいると気になるのが、「前世で主人公を苦しめた人たちはちゃんと報いを受けるの?」という部分ですよね。
エラの前世はかなり過酷です。
- 継母から使用人のように扱われる
- 義姉たちにも大切なものを奪われる
- 望まない結婚を押しつけられる
- 結婚相手は酒や博打にのめり込む
- 最後には借金のかたとして売られる
これだけを見ると、回帰後は徹底的な復讐劇になると思うかもしれません。
ただ、原作の方向性は少し違います。
エラが過去へ戻ったことで、そもそも前世と同じ結婚をする必要がなくなります。
さらにウェリントン大公という強力な後ろ盾を得ることで、「彼らに人生を支配される」という未来そのものから離れていきます。
その結果、前世でエラを苦しめた人々は物語の中心から次第に外れていきます。
本作の復讐は「相手を同じだけ苦しめること」より、「相手に人生を左右されない未来を選ぶこと」に近いです。
これは好みが分かれるところかもしれません。
悪役が派手に転落する展開を期待していると、少し物足りなく感じる可能性はあります。
一方で、エラの目的は復讐そのものではなく、自分の人生を取り戻して幸せになることです。
そう考えると、悪役たちに執着するのではなく、別の人生へ進んでいく結末はエラらしいともいえます。
前世では彼らに人生を決められていたエラが、2度目の人生では彼らを物語の中心から追い出してしまう。
これも一つの勝ち方ですよね。
結婚後と子供の未来
エラとカレイルは結婚して終わり、ではありません。
原作では結婚後の2人についても触れられており、新婚生活を送る姿が描かれます。
そこで気になるのが、2人の間に子供ができるのかという点。
原作では、カレイルが将来子供を授かる可能性について語り、エラも命を授かることを自然に受け止めています。
つまり、物語の中で明確に「何人の子供が生まれた」と確定する形ではなくても、2人が将来的に家族を増やしていく可能性が示される形になっています。
前世のエラにとって結婚は、自由を奪われる象徴のようなものでした。
望まない相手に嫁がされ、夫からも大切にされず、最後には物のように扱われてしまいます。
それが2度目の人生では、自分で選んだ相手と結婚し、自分の意思でこれからの家庭について考えられる。
この対比はかなり大きいです。
単に大公妃という高い地位を手に入れたから幸せなのではありません。
誰と生きるのか、どういう家庭を築くのかを、自分で選べるようになったこと。
そこに本当のハッピーエンドがあるのかなと私は思います。
時間の迷宮と謎の男性
エラとカレイルが結婚すれば、あとは甘い新婚生活で完結。
そう思いきや、原作にはもう一段ひねった展開があります。
結婚後、エラは時間の迷宮ともいえる異質な空間へ飛ばされることになります。
幸せな結婚を迎えた直後だけに、「まだ何か起きるの?」と驚く展開です。
そこでエラが出会うのが、黒髪と金色の瞳を持つ謎の男性。
序盤の継母や義姉との家庭問題、大公との偽装婚約、皇帝をめぐる政治的な駆け引きとは違い、物語はよりファンタジー色の強い領域へ入っていきます。
このエピソードによって、本作が単なる「虐げられ令嬢が大公と結婚して幸せになる物語」だけではないことが分かります。
回帰という現象そのものが存在する世界なので、時間や運命に関する要素がさらに物語へ絡んでくるわけですね。
漫画版を読んでいる方にとっては、結婚が物語の完全な終着点ではなく、その先にもファンタジー要素の強い展開が用意されていることを覚えておくと、先読みがより楽しめます。
漫画版でこのパートがどのように表現されるのかも、かなり気になるところです。
特にSMARTOONは縦スクロールとフルカラーを活かした演出が強いので、現実とは違う空間である時間の迷宮がどんなビジュアルになるのか、私も楽しみにしています。
『回帰したので推し大公と偽装婚約します』はこんな人におすすめ!読む前に知っておきたい向き不向き
『回帰したので推し大公と偽装婚約します』は、前世で虐げられ続けた伯爵令嬢エラが18歳に回帰し、憧れのウェリントン大公カレイルとの偽装婚約で人生をやり直していく恋愛ファンタジーです。重たい過去を抱えつつも、**「推し活で得た知識が人生逆転の武器になる」**という軽快さがあるのが本作の特徴ですよ。
💖 絶対に刺さる!おすすめする人
- 回帰×契約婚・偽装婚約が大好物な人
「この結婚はあくまで契約です」から始まった男女が、少しずつ信頼を築いて本物の恋へ変わっていく王道が楽しめます。最初から甘々ではなく、利害関係から距離が縮まるタイプが好きならかなり相性がいいです。 - 虐げられヒロインが自力で運命を変える展開が好きな人
エラは大公が迎えに来るのを待つお姫様ではありません。未来の記憶と前世の推し活で集めた知識を使い、自分からカレイルへ取引を持ちかけます。**「守られるだけじゃないヒロイン」**が好きな人には気持ちよく刺さるはずです。 - 推しが現実の恋人になるロマンスに弱い人
前世では遠くから眺めるだけだったカレイルが、回帰後には交渉相手、偽装婚約者、そして人生のパートナーへ。憧れの「推し」と実際に関わるうち、理想像ではなく一人の男性として好きになっていく流れがポイントです。
⚠️ 注意!おすすめしない(かもしれない)人
- 悪役への徹底的なざまぁ・復讐を最優先で読みたい人
継母や義姉、前世の夫はかなり腹立たしい存在ですが、本作は彼らを派手に叩き潰す復讐劇が中心ではありません。エラが彼らの支配から抜け出し、自分の人生を取り戻すことに重点が置かれています。 - 最初から溺愛全開の大公ヒーローを求める人
カレイルは序盤から無条件でエラを信じるわけではなく、未来の情報を知る彼女を警戒します。すぐに甘々になる作品より、疑い→取引→信頼→恋と段階を踏む関係性が中心なので、即溺愛を求める人には少しゆっくり感じるかもしれません。
契約から始まる恋や、自分の人生を取り戻すヒロインが好きなら、まず序盤を読んでエラとカレイルの距離感を味わってみてください。
👇SMARTOONが好きなら、こちらの記事もおすすめ👇


回帰したので推し大公と偽装婚約しますの作品情報
ここからは、これから作品を読み始める方や、漫画版を中心に追っている方に向けて、あらすじや登場人物、1〜4話の関連記事、先読み情報、ピッコマでの配信状況をまとめます。結末を知ったあとに「そもそもどんな作品だった?」と整理したいときにも使ってくださいね。
あらすじと主な登場人物
『回帰したので推し大公と偽装婚約します』は、前世で不幸な人生を送った伯爵令嬢エラが18歳へ回帰し、憧れていたウェリントン大公との偽装婚約によって未来を変えようとする恋愛ファンタジーです。
主人公エラの本名はエルレディス。
「エラ」は愛称として使われています。
母の死後、継母と義姉たちから冷遇されて育ち、成人すると博打にのめり込む貴族へ無理やり嫁がされます。
そんな絶望的な生活の中で、唯一の心の支えだったのが国の英雄ウェリントン大公です。
ところが前世では、夫の借金によってエラ自身が売られてしまいます。
そこで人生をやり直したいと強く願い、目覚めると18歳の過去へ。
今度こそ同じ人生を歩まないと決意したエラは、前世の知識を使いウェリントン大公へ接触します。
| 人物 | 特徴・立場 |
|---|---|
| エラ | 本名エルレディス。18歳へ回帰した伯爵令嬢。前世ではカレイルの熱心なファン |
| カレイル | ウェリントン大公。国の英雄であり、エラが前世から推していた人物 |
| 継母・義姉 | 母を亡くしたエラを冷遇し、前世で苦しい生活を強いた家族 |
| 前世の夫 | 博打にのめり込み、最終的にエラを借金のかたとして差し出す人物 |
この作品で面白いのは、エラの推し活が単なるキャラクター設定で終わらないことです。
前世では、カレイルについて調べる時間がつらい現実から逃げるための心の支えでした。
ところが回帰後、その知識が未来を変えるための実用品になります。
戦争や政治に関する出来事まで把握しているため、エラはカレイルへ価値のある情報を提供できるんですね。
タイトルの「推し」が、物語そのものを動かす仕掛けになっている点が本作の大きな特徴です。
1〜4話ネタバレは関連記事で詳しく
漫画版の序盤では、エラが前世でどんな人生を送っていたのか、なぜカレイルを推すようになったのか、そして2人の偽装婚約がどのように始まったのかが描かれます。
特に1〜4話は、物語全体を理解するうえでかなり重要です。
エラが18歳へ回帰するだけでなく、前世の知識を使ってカレイルへ軍事情報を送り、警戒されながらも直接対面。
そこから自分を救ってもらうだけではなく、カレイルにもメリットのある偽装婚約を提示します。
そして4話では、カレイルがエラの提案を受け入れ、彼女を自分の屋敷へ連れ帰るところまで進みます。
1〜4話の細かなネタバレや伏線、エラとカレイルの関係がどう変化するのかは、『回帰したので推し大公と偽装婚約します』1〜4話ネタバレで詳しくまとめています。

この記事では作品全体と原作の結末を中心に扱っていますが、話数ごとの展開をじっくり確認したい場合は、関連記事を合わせて読むと流れがかなり分かりやすくなりますよ。
今後も話数別の記事が増えていけば、このページを起点に各エピソードを追えるように整理していく予定です。
漫画版の最新話と先読みポイント
漫画版を読んでいる方にとって気になるのは、「この先どんな展開が待っているの?」という部分ですよね。
原作小説は物語の結末まで描かれているため、漫画版の先の大きな流れは分かっています。
重要なのは、エラとカレイルの偽装婚約がゴールではないことです。
むしろ、そこからが2人の物語の本番。
エラはカレイルという後ろ盾を得たことで前世の悲劇から離れますが、一方で大公を取り巻く政治的な問題や、エラが知っている未来そのものにも変化が生じていきます。
回帰ものの面白いところですが、主人公が過去と違う行動をすればするほど、未来は前世と同じ形では進まなくなります。
エラは未来を知っているという大きなアドバンテージを持っています。
でも、その知識を使って未来を変えた瞬間から、「知っている未来」と「新しく生まれた未来」のズレも大きくなる可能性があります。
漫画版を読むときは、前世と同じ出来事だけでなく「エラが動いたことで何が変わったか」に注目すると、ストーリーをより深く楽しめます。
さらに先には、エラとカレイルの関係が偽装から本物へ変化し、正式な結婚へ進む展開があります。
その後には時間の迷宮や謎の男性など、恋愛だけでは説明できないファンタジー要素も登場。
序盤は「虐げられ令嬢×回帰×契約婚」という分かりやすい入り口ですが、進むほど物語のスケールが広がっていく作品といえそうです。
なお、漫画版の最新話数や配信状況は更新によって変わります。この記事では特定の最新話数を固定せず、ストーリー全体の先読みポイントを中心に紹介しています。
ピッコマの無料話数と金曜更新
『回帰したので推し大公と偽装婚約します』は、ピッコマで配信されているSMARTOON作品です。
記事作成時点では、3話分無料で、金曜連載となっています。
ジャンルは恋愛で、女性マンガ、王様・貴族、恋愛ファンタジー、タイムスリップ、フルカラーといった要素を持つ作品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 回帰したので推し大公と偽装婚約します |
| 作家 | Rihwa Eun、HI_DOUNG、Timing |
| 制作 | Studio1pic |
| ジャンル | 恋愛・恋愛ファンタジー・女性マンガ |
| 形式 | SMARTOON・フルカラー |
| 更新 | 金曜連載 |
| 無料範囲 | 記事作成時点で3話分無料 |
| いいね | 記事作成時点で35,198 |
作者としてはRihwa Eun、HI_DOUNG、Timingの名前が掲載され、Studio1picが作品に関わっています。
ただし、無料で読める話数やキャンペーン、配信方法、いいね数などは変動する可能性があります。
無料話数や配信条件、課金に関する内容は変更されることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。有料サービスの利用や契約について不明点がある場合、最終的な判断は専門家にご相談ください。
個人的には、まず無料範囲でエラの回帰とカレイルとの接点を読んでみて、「この2人の偽装婚約の続きを見たい」と思えるか確認するのがおすすめです。
序盤数話の時点で、回帰、推し活、契約関係、政治的な駆け引きという本作の主要な要素がかなり見えてきますよ。
🧭 筆者の考察:本作が他の『回帰ロファン』作品と一線を画す本当の理由
回帰、虐げられ令嬢、身分の高い大公、そして偽装婚約。並べてみると『回帰したので推し大公と偽装婚約します』は、かなり王道のロマンスファンタジーです。
同じマンガたのし屋で扱っている作品では、偽りの婚約によって前世の悲劇から逃れようとする『ハズレ王女ですが、今世は大公殿下に愛されています』とよく響き合います。

回帰後に恐れられる大公との契約関係を選ぶ『義家族に執着されています』、虐げられたヒロインが結婚をきっかけに自分の居場所を作る『穴うめ結婚~期限つき公爵夫人はくじけない~』も近い系統です。


でも本作には、ひとつ決定的な違いがあります。
推し活が「逃げ場」から「武器」に変わる
前世のエラにとって、カレイルの推し活はつらい現実から心を逃がす場所でした。
ところが18歳へ回帰すると、その知識が軍事情報や未来予測となり、カレイルと交渉するためのカードに変わります。
ここが面白いんですよね。
普通の回帰ものでは「前世の記憶」そのものがチートになりがちです。本作ではそこに、エラが自分で好きになり、自分で集め続けた推しの知識が重なります。
つまり、前世では役に立たないと思えた「好き」が、二度目の人生では彼女を救う資産になるわけです。
- 回帰の記憶だけで無双するわけではない
- 推し活で蓄積した知識にも価値がある
- カレイルに庇護を求めるだけではなく取引を持ちかける
このズラしが、本作を単なるシンデレラ物語にしません。
救われる令嬢ではなく「交渉する令嬢」
ロファンでは、虐げられた令嬢の前に圧倒的な権力を持つ大公が現れ、彼女を救い出す構図がおなじみです。
本作も表面だけ見れば同じです。
でもエラは「かわいそうな私を助けてください」とカレイルにすがりません。
自分には未来の情報がある。あなたにも偽装婚約のメリットがある。だから手を組みませんか、と差し出すんです。
| 王道の要素 | 本作での使われ方 |
|---|---|
| 虐げられヒロイン | 守られるだけでなく自分から脱出策を作る |
| 冷徹な大公 | 救世主ではなく最初は警戒する交渉相手 |
| 回帰 | 知識無双より「選び直す機会」として機能 |
| 偽装婚約 | 恋愛イベントであると同時に政治的な取引 |
| 復讐 | 敵を潰すより敵の支配から人生を切り離す |
ここ、この違いがかなり大きいです。
二人のスタート地点は「王子様と救われる少女」ではなく、互いに必要なものを持った交渉相手なんですよね。
復讐しないことが、いちばん痛快な復讐
そして本作には、もうひとつ面白い逆説があります。
エラは継母や義姉、前世の夫からひどい扱いを受けています。それなら回帰後は、彼らを徹底的に破滅させる復讐劇になりそうですよね。
ところが、物語の重心はそこにありません。
エラが勝つ方法は、彼らより強くなって踏みつけ返すことではなく、彼らが自分の人生に必要ない世界へ移動することです。
これは一見、復讐としては薄味に見えます。
でも前世でエラを苦しめた最大の問題は、悪人が存在したこと以上に、「自分の人生を他人に決められていたこと」でした。
だから二度目の人生で最も大きな復讐になるのは、相手を不幸にすることではありません。
「もうあなたたちに私の未来を決めさせない」と、生き方そのものを取り返すことなんです。
「推し」が人生の伴侶になるまでの物語
そして最後には、偽装婚約だったエラとカレイルが正式に結婚します。
ここも単なる「推しと結婚できました!」では終わりません。
前世のエラが愛していたのは、遠くから情報を集めて作り上げた“推しとしてのカレイル”です。
でも回帰後は、警戒され、交渉し、一緒に問題を乗り越えながら、目の前にいる一人の男性としてカレイルを知っていきます。
つまりこの恋は、
へ変化していくんです。
一見すると「推し大公に溺愛されて幸せになる物語」。
けれど、その芯にあるのはもっと静かな回復です。
誰かに愛されること以上に、自分で人生を選べるようになること。
前世では逃げ場だった推し活が、やがて未来を選ぶ力になり、その「推し」自身とも対等に愛し合えるようになる。
そこが『回帰したので推し大公と偽装婚約します』を、王道なのに妙に心へ残る作品にしているのだと思います。
この作品のラストが気になった方へ。
ピッコマ韓国原作SMARTOONのハッピーエンド・外伝・子ども・悪役の末路を、作品別にまとめました。
韓国原作SMARTOONの結末をまとめて知りたい方はこちら👇
『回帰したので推し大公と偽装婚約します』結末ネタバレ!韓国原作は完結してる?のまとめ
『回帰したので推し大公と偽装婚約します』は、前世で虐げられ続けたエラが18歳へ回帰し、憧れていたウェリントン大公カレイルとの偽装婚約によって人生をやり直していく恋愛ファンタジーです。
原作小説の結末まで整理すると、大きな流れは次のようになります。
- エラは前世の悲惨な人生の末に18歳へ回帰する
- 推し活で得た知識と未来の記憶を武器にカレイルへ接触する
- エラとカレイルは互いの利益のため偽装婚約を始める
- 契約関係から信頼と恋愛感情が育っていく
- 偽装婚約は本当の婚約へ変化する
- 最終的に2人は正式な結婚式を挙げ夫婦になる
- 結婚後は子供を授かる未来も示唆される
- 悪役への直接的な復讐より、エラ自身が幸せになることが結末の中心
- 結婚後には時間の迷宮や謎の男性が登場する展開もある
つまり結末だけを知りたいなら、エラとカレイルは偽装婚約のまま別れることはなく、本当に愛し合うようになって結婚するハッピーエンドと覚えておけば大丈夫です。
でも、私はこの作品の魅力は「大公と結婚できたこと」だけではないと思っています。
前世のエラは、家族や夫によって自分の人生を決められてきました。
一方、回帰後のエラは自分の知識を使い、自分で相手を選び、自分で条件を提示し、自分で未来を変えようとします。
前世で現実から逃げるために続けていた推し活が、2度目の人生では未来を切り開く力になる。
この構造があるからこそ、『回帰したので推し大公と偽装婚約します』は単なる契約婚・回帰ものとは少し違う面白さがあるんですよね。
漫画版では、まだ原作の結末へ向かう途中です。
エラとカレイルが利害関係だけの偽装婚約者から、どんな出来事を経て本当のパートナーになっていくのか。
そしてエラが未来を変えたことで、前世とは違うどんな出来事が起きるのか。
結末を知ったうえでそこに注目すると、漫画版もまた違った見方で楽しめるかなと思います。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 約がこの先どうなるのか、原作の結末や2人の結婚、悪役たちの末路まで知りたい方は、『回帰したので推し大公と偽装婚約します』結末ネタバレ・原作まとめで詳しく紹介しています。 […]